事務所ブログ

2013年01月19日 土曜日

狼の群れと暮らした男

最近読んだ本です。著者は、イギリス人で幼少時から家畜や野生動物と親しむ生活を送っていましたが、その後アメリカに渡り、ロッキー山脈山中で野生の狼の群れと接触し、仲間として受け入れられ、約2年に及ぶ共棲を成し遂げました。狼が人間を仲間として受け入れるということ自体、驚きであり、童話や昔話に出てくる凶暴な野獣というイメージを覆すものです。他方で、世界には狼に育てられた子供の伝説もあり(ローマ建国神話など)、この本を読むとそういうこともありうるのかと考えてしまいます。

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